お月見泥棒

 

昨夜、

名古屋市緑区に住む

いとこのY子ちゃんに電話をした。

 

その地域では、お月見泥棒なる風習が有るとの事。

(実家のある名古屋市昭和区界隈では聞いた事がない)

(橫浜に住んで二十数年、ここでも聞いた事がない)

 

中秋の名月(十五夜)の日に

子供達が各家々を廻り 「お月見泥棒で~す」と言って

お菓子をもらって歩くのだそうだ。

 

もともとは

お供え物の団子などを子供達が棒でつついて刺し

盗み食いをしたところから始まったらしい。

 

調べてみた。

 

日本各地で行われ

「お団子泥棒」「お団子盗み」

と呼ぶ地域もあるそうだ。

お月見のお供え物(茅ヶ崎市HPより) 団子盗みの様子(お月見泥棒)茅ヶ崎市HPより
神奈川県茅ヶ崎市 民俗資料館 旧和田家 お団子盗みの様子 (茅ヶ崎市HPより)

 

子供達は月からの使者・神の使いとして考えられ

十五夜の夜に限ってはお供え物を盗んで食べても良いという

子供達にとって何とも嬉しい風習だ。

 

お月見のお供え物を盗られた家は縁起がよくなると言われ

お供えする側も縁側の盗みやすい位置にお供えしたそうだ。

 

面白いなぁ!

 

地域の状況詳しく載っています 《わが街四日市–お月見泥棒調査!》

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